ガチャガチャ本体一台あたりの一か月の収益は？シミュレートしてみた

ガチャガチャ本体をお店に置くと、果たして一か月でいったいどれくらいの収益が出るものなのか、ざっくりとシミュレーションしてみました。

この記事は主に次の方々に向けて書いています。

• 集客目的でガチャガチャ本体の店舗設置を考えている方
• 副業としてガチャガチャ投資を考えている方

上記以外の方でも、「お店にあるガチャってどれくらい利益出てるんだろう？」という興味本位の方にもわかりやすく書きますので、ご参考にどうぞ。

設置台数は多ければ多いほど利益も多くなるのは当然なんですが、ガチャガチャ本体購入などにかかる初期投資が大きくなるのと、なによりガチャガチャ本体の設置スペースを確保する必要が出てきます。

シミュレーション条件

シミュレーションの具体的な条件を決めていきます。

• 使用ガチャガチャ：カプセルステーション5

「カプセルステーション5」は現在も最前線で運用されているバンダイの人気マシンです。通常は上下2段式＝2台なのですが、計算上わかりやすくするため、半分の1台設置したと想定します。ちなみに購入は新品1台で約20,000円くらいです。

参考：一番人気！カプセルステーション5

• カプセルトイ：200円商品

カプセルトイは1個200円で販売する商品を使用すると想定します。通常は50～100個の単位で販売されています。今回は50個7,000円とします。カプセルトイの一般的な原価率は70％です。

• 設置先に払う場所代：売上の20％

お店にガチャガチャを置いてもらう場合、マージンを払う必要があります。一般的には売上の20％という設定が多いようなので、ここでも20％を想定します。自分のお店があるなど、場所代がかからない人はここは計算に含めないでOKです。

……以上を条件として、シミュレートします。上記は言い方を変えれば、『初期投資』ともいえますね。ガチャ本体・カプセルトイ（景品）・設置場所だけあればガチャ運用を始められるということです。

ガチャは電源も不要なため、これ以外はコストがかかりません。あ、当然ですが全部売れたら補充分のカプセルは購入する必要がありますよ。

参考：ガチャガチャを購入前に知っておきたい基礎知識・必要なものは？

ガチャ1台あたりの収益シミュレーション

それではいよいよシミュレーション開始です。ガチャ1台の1カ月あたりの利益を算出します。

具体的には一日に何回まわされたかで算出します。

①一日に5回分売れた場合

1カ月の売上は30,000円（200円ｘ5回ｘ30日）

ここから店への設置料と、カプセルトイの仕入れ値を引きます。

30,000円-（6,000円-21,000円）＝3,000円

一か月あたりの純利益は3,000円となります。

②一日に10回分売れた場合

1カ月の売上は200円ｘ10回ｘ30日＝60,000円

ここから店への設置料と、カプセルトイの仕入れ値を引きます。

60,000円-（12,000円-42,000円）＝6,000円

一か月あたりの純利益は6,000円となります。

場所代について

副業でやる方は、ガチャガチャ本体を設置する場所のオーナーに対して、場所代を払う必要があります。

自分のお店に設置したいという方は、場所代はかからないので、上記試算からも場所代を除いて考えてください。

総括

もう一度いいますが、上の試算で出た結果はガチャガチャ本体1台あたりの利益になります。

初期投資としてガチャガチャの本体購入と、中に入れるカプセルトイ（景品）の購入は必要になります。

あとは場所代ですが、こちらは交渉次第で下げられる余地があります。自分のお店に設置する場合はかかりません。

それ以降はほぼ放置でお金を稼いでくれます。お店のオーナーにとっては、集客効果に加え、置くだけで自動的に稼いでくれるので一石二鳥です。

とはいえ、世の中おいしいことだらけではありません。ガチャガチャが売れるかどうかは設置場所はもちろん、カプセルトイ（景品）の内容にもよるので、そこらへんはしっかり選ぶ必要があります。

参考：カプセルトイの種類と選び方

ガチャガチャを導入しようと思った方は下記のページも参考にしてみてください。

参考：ガチャガチャ本体を購入する前の基本知識

-ガチャガチャ本体