把握しておきたいカプセルトイのジャンル分け・種類と選び方
2016/06/30
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ガチャガチャ本体の購入とセットで考えたいのがカプセルトイ（ガチャガチャの景品・中身）の購入です。ここではカプセルトイの分類と、選ぶ時の考え方をご紹介します。
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カプセルトイは趣味で選ぶのもいいですが、集客、副業や投資としてガチャガチャを設置する際は、きちんとターゲット層を考えて選びたいところ。そんな時はこのページをぜひ参考にしてください。
カプセルトイのジャンル分類
カプセルトイの景品をざっくりと6ジャンルに分けてみました。
- 国民的人気キャラもの
- 流行の人気キャラもの
- 造形フィギュアもの
- 科学好奇心もの
- 一発ネタもの
一つ一つ解説していきます。
①国民的人気作品もの
誰もが知っている人気キャラクターをテーマにしたカプセルトイです。ドラえもんやアンパンマンなどのアニメや、ディズニーなどの映画もここに含まれます。
画像を見ると子ども向けに見えますが、ハリウッド映画（スターウォーズ、ジュラシックパークなど）や、アメコミヒーロー（X-MENやスパイダーマン）などもあるので、必ずしもそうとは限りません。
特徴としては、題材に圧倒的な知名度とブランドがある点です。カプセルトイも、それらの作品のキャラクター商品の一つと言えるでしょう。
個々の商品は、その作品のメイン支持層に合わせて作ってあるので、購入してくれるだろうターゲット層も明確で選びやすくなっています。
例えば、アンパンマンのカプセルトイは大体が幼児向け、スターウォーズは若い男性向けといった感じです。
②流行の人気作品もの
ここに分類されるのは「その時に爆発的に流行っているもの」テーマのものです。例えば、流行りの漫画や話題の映画、売れてるゲームなどでしょうか。
「①国民的人気作品もの」との大きな違いは一時的か否か（時の試練を経ているかどうか）にあります。知名度はあるものの、定着するほどではないという、いってみれば準国民的キャラものとも言えます。
特徴は、流行期であれば、知名度や人気も①に劣らず、他のどのジャンルよりも爆発的に売れる可能性がある一方で、流行りがすぎると一気に廃れてしまう可能性がある点です。まんま流行ものそのものの特徴ですね。
①と見分けがつかない作品も多々あるので注意です。例えば、妖怪ウォッチや仮面ライダー、戦隊レンジャーものは一見①に分類されるかもしれませんが、妖怪ウォッチは10年先まで残るコンテンツかはまだわかりませんし、特撮ヒーローはどんどん新しい物が始まります。見誤って仕入れすぎてしまうと在庫を抱えるリスクがあります。
③造形フィギュアもの
景品単体の出来が良く、クオリティが高いものがここに当てはまります。題材は実に広く、動物を忠実にミニチュアライズした物や、機械など、フィギュア好きの大人の鑑賞にも堪えるクオリティのカプセルトイもたくさん存在します。
特徴としては、年齢の高い男性層にも愛好家が多いこと。また、そのクオリティゆえに価格設定高めの物が多いこと。価格が高いということは、その分利益も高くなります。
題材が動物や機械などのリアルなモチーフなため、流行り廃りがなく、安定しています。クオリティの高いフィギュアで有名なメーカー「海洋堂」のカプセルトイシリーズも存在し、人気を博しています。資金力のある大人の中には、コレクター心をくすぐられ、複数回購入する人も。
例）深海魚、恐竜、動物、ミニカーなど
④科学・知的好奇心もの
「なんだろう？」「へぇ～試したい」といような知的好奇心をくすぐって購入してもらうタイプの物がこのジャンルです。
例えば知恵の輪、マジック、パズル、スライムなどのサイエンス系、誰もが普遍的に気になってしまうグッズがここに分類されます。
このジャンルの特徴は、「実際に触って楽しむ」という面での訴求が非常に強い点です。ブランドはなくとも、子どもから大人まで受け入れられるポテンシャルがあります。
また、流行り廃りがないため、長く置いておけるのも強みですね。
⑤一発ネタ・おもしろアイデア企画もの
一発ネタとしてのインパクトが強いものが分類されます。とにかく企画の面白さ・シュールさが強い物が多いです。イロモノ的な色合いも強めで、見た目が印象に残りやすいです。
特徴として、思わず友達に話したくなるような話題性に秀でています。昨今はネットやSNSで面白い物はあっという間にクチコミで広がるので、このジャンルの商品のアピール力の高さは非常に相性がいいと言えます。
コップのフチ子や、土下座シリーズなど、クチコミで広がったヒットシリーズも多くあります。支持層・購入者層は学生など若年層が多めです。
カプセルトイの価格設定について
ジャンルを選定したら、販売価格設定については余り考える必要はありません。なぜなら、ジャンルごとにターゲット層にあった適切な価格があらかじめ設定されていることが多いためです。
例えば、大人をターゲットにした造形フィギュアものなら、大人の財布を考えて400円に設定されていますし、逆に子供向けならせいぜい200円向けに設定されています。
最後に
カプセルトイ選びで重要なのはやはりジャンルです。
適当に選ぶのもありですが、少しでも差をつけたいなら考えるのをやめるべきではありません。ここにもマーケティングを活かしましょう。
ガチャガチャ本体購入についての記事などもあるので、参考にしてみてください。
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